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2025/02/24 082-578-0063 6鳴館 広島市安芸区阿戸町6706-2 |
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掛園 浩 様 この度は、飲食店での受動喫煙について、貴重な御意見をいただきありがとうございました。 御指摘いただいた店舗に対して、健康増進法に規定された受動喫煙防止の配慮義務について説明を行い、 望まない受動喫煙が生じないための対応をするよう指導・助言いたしました。 屋外での「望まない受動喫煙」を防止するために、多くの方に受動喫煙の害について知っていただくとともに、 受動喫煙防止対策に社会全体として取り組むという機運を醸成することが重要と考え、引き続き、普及啓発に努めてまいります。 令和7年(2025年3月4日) 広島市健康福祉局保健部健康推進課 課長 行廣 律江 〒730-8586 広島市中区国泰寺町一丁目6番34号 電話 082-504-2980 FAX
082-504-2258 |
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2024年09月16日:愛媛県の「みかん専門店」に立ち寄った際、前回の時は、灰皿が設置してあったが愛媛県の指導により、駐車場を含めて敷地内禁煙になっていました。厚労省は2000年に、将来の悲劇を避けるため、屋内外すべてで受動喫煙対策をするように通知(健康日本21) |
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総務省(2025年)
灰皿は清掃する人の健康を害するので設置しないように指導 総務省(2025年)は、灰皿はタバコ煙の発癌物質が付着しているので、それを清掃する人の健康を害するので灰皿を設置しないように国の施設に対して指導(*1)。また違反している施設があれば報告するようにとの事。(清掃する場合にはアスベスト除去用などの防護服が必要+危険手当) 工場の機械が壊れなかったら、同じ製品を作り続けます。これと同じで人の遺伝子も損傷しなければ同じ臓器(皮膚や毛髪、精子、インシュリンなど)を作ります。ですから高齢になっても10代の皮膚や、白髪や禿、糖病病などになっていない人はそれらを作る遺伝子が損傷していないからです。遺伝子が損傷する原因は発癌物質や放射能、癌を引き起こすウイルスなどに感染するためです。 日本人の2人に1人が癌になり、3人に1人が癌で死亡します。怪我をすると、細胞分裂して傷の部分を修復し、修復が終われば細胞分裂が終わります。この細胞分裂の終了を指示する癌抑制遺伝子が損傷すると無限大に増殖する癌細胞へと凶変します。 人の遺伝子についた発癌物質を調べると、一番多いのはタバコに含まれる発癌物質(タバコ特異的ニトロソアミン)で、2番目は、自動車の排ガス(ベンゾピレン)です。
1999年、不妊で困る男性の精子をDNA鑑定するとタバコ由来の発癌物質で損傷していました。(右図)
重度の場合には、不妊に軽微な場合にはダウン症や障害児に繋がります。
これらを防ぐため、厚労省は2000年にタバコをなくし、屋内外の受動喫煙対策を徹底するよう通知(健康日本21)。文科省も「学校を敷地内禁煙+通学路も禁煙」の通知。 本来ならばタバコ煙で精子の遺伝子が損傷している事が解明された1999年の時点でタバコの販売を中止すべきでしたが、タバコ会社は、精子を汚染している発癌物質は自動車の排ガスから出る発癌物質であると主張していました。しかし、タバコ煙だけしか含まれていない発癌物質がWHO(世界保健機関)によって解明され、2001年、豪州で働く店員が喉頭癌になったのは客の吸うタバコが原因だと裁判で科学的に証明され禁煙にしなかった店長に約二千万円の賠償金(*2)を払うよう命じました。 日本タバコ会社(JT)など3社は、カナダの裁判で「タバコの害を隠蔽した罪」で約3兆5千億円を支払う予定です。この財源の一部として2025年5月からタバコ1箱につき20円の値上げです。 *1:佐賀第2合同庁舎 *2:タバコの裁判
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厚労省の屋外喫煙所の例 | |||
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@:この施設の屋外喫煙所⇒厚労省の基準を満たしていない。 A:クランク1個でもタバコ煙が漏れるのが確認されているので、2個以上つける事が推奨。 B:クランク2個以上でもタバコ煙が漏れるので、第一種は原則敷地内禁煙。 |
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神奈川県相模原市は公園すべてを敷地内禁煙(一部、喫煙所あり)にする事を表明しました。 大阪市は路上すべてを禁煙にする事(喫煙した場合、罰金千円)を表明しました。 神戸市はコンビニに対して敷地内禁煙にする事を要望しました。 |
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佐賀県武雄市役所は厚労省の基準を満たしていない屋外喫煙所(クランクなし)だったので、そのから漏れるタバコ煙で受動喫煙の健康被害が生じたとして小松市長が提訴されました。 武雄市の屋外喫煙所の粉塵測定結果と受動喫煙の診断書を下記HPに掲載しています。 www.asunet.ne.jp/%7ebbb/333-29.html 貴自治体や民間がこのような受動喫煙の被害や提訴が出ないように厚労省の指示に従って下さい。 下記は厚労省からの回答です。
タバコにはシンナーが添加されています。 www.asunet.ne.jp/%7ebbb/334-97.html 積水ハウス:受動喫煙対策怠ったとして350万円で和解。 |
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佐賀県の見解 馬場課長は健康増進法に規定されている分煙施設の要件について「建物の裏や屋上など通常利用することのない場所」と説明。「県庁敷地内は道路に囲まれ境界との距離がなく、受動喫煙防止が困難」「以前に喫煙所が設置されていた旧館の屋上は、風向きによって新館に煙が吹き込む」「新館展望ホール下の屋上スペースは高層階で危険」とし、喫煙所の適地はないとの認識を示した。 |
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厚労省は、タバコ煙はわずか数秒吸い込まされただけで健康被害を生じるので屋外でも徹底した受動喫煙対策をするように各自治体に通知を出しています。従ってこれを実施しなかったため受動喫煙の健康被害を受けたとして施設管理者が訴えられ損害賠償の判決が出されています。 ベランダ喫煙に賠償命令
コンビニ店での受動喫煙被害:名古屋地裁:2017年04月 www.asunet.ne.jp/%7ebbb/337-88.html
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 敷地内禁煙にしないといけない医学的根拠 保育所に預けていた乳幼児が心肺停止の状態で突然死しました。 遺体を検査した結果、タバコ煙に添加されているシアン化水素(青酸ガス)等の有毒物質の相加・相乗効果によって、心肺停止になったのです。この事実を厚労省も認めました。健康増進法が施行される科学的根拠となった厚労省編集の「喫煙と健康p174」に明記されています。遅延性のため吸い込んでから多くの場合6〜8時間後に症状があらわれます。 また不妊で悩む男性の精子をDNA検査した所、タバコ由来の発癌物質で精子のDNAが損傷しているのがわかりました。重度の場合には不妊になりますが、軽微な場合には生まれてくる子供の障害へと繋がります。(トリソミーが多くなり、ダウン症の原因) |
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喫煙所は周囲にタバコ煙が漏れないよう閉鎖空間の喫煙所 | |||
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