佐賀禁煙会 理事の掛園 浩です。2023-09-11
島根県御中
下記の回答を頂きましたが、島根県が受動喫煙対策を実施した結果、下記の施設は受動喫煙対策を実施したのでしょうか?お手数ですが、現状をお知らせ下さい。
島根県の受動喫煙対策の指導で貴県の教育委員会は
文科省からの通知「通学路においても受動喫煙対策をする事」を実行しているのでしょうか?
また、警察署も敷地内禁煙を実施しているのでしょうか?
佐賀県の見解です。屋外喫煙所から漏れる粉塵測定の結果
下記のコメントです。
馬場課長は健康増進法に規定されている分煙施設の要件について「建物の裏や屋上など通常利用することのない場所」と説明。「県庁敷地内は道路に囲まれ境界との距離がなく、受動喫煙防止が困難」「以前に喫煙所が設置されていた旧館の屋上は、風向きによって新館に煙が吹き込む」「新館展望ホール下の屋上スペースは高層階で危険」とし、喫煙所の適地はないとの認識を示した。
島根県の高速道路のPA、SAは敷地内禁煙でしょうか?
福岡県 基山SAの対応です。
http://www.asunet.ne.jp/~bbb/333-05.html
長崎県松浦市の道の駅「海のゆるさと館」の対応です。
http://www.asunet.ne.jp/~bbb/335-38.html
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受動喫煙は、白髪や脱毛、白内障、障害児、痛風など様々な病気の原因です。
以下、解説です。
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敷地内禁煙にして病気を防ごう。
DNA技術の発展により、人がなぜ病気になるか?
それがだいぶ解明されてきました。人は毎日、古くなったタンパク質(皮膚や血液など)をリサイクルして、新しいタンパク質に作り直しています。タンパク質はDNAの設計図によって、作られていますが、発癌物質などで設計図が損傷すると、正常なタンパク質が作れなくなり、機能が低下します。例えばインスリンというタンパク質の機能が低下すると糖尿病に、皮膚を再生するタンパク質なら皮膚の老化に、目なら緑内障などに、毛髪なら白髪や脱毛、精子なら障害児の原因になります。
発癌物質はDNAと共有結合(DNA付加体)するので、細胞分裂の際、コピーエラーが生じやすくなります。特に子供の場合、成長と言う細胞分裂が活発な時ですので、より多くの発癌物質がDNAの中に取り込まれます。そして、コピーエラーが生じて病気としての症状があらわれてくる最頻度は約25年後です。
発癌物質はタバコ煙以外にも排ガスなど他にもありますが、DNA検査するとタバコ由来の発癌物質が最多です。従って健康増進法により学校や医療機関、行政機関や子供が利用する所は原則敷地内禁煙です。将来の日本を背負う子供達を受動喫煙から守りましょう。
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