佐賀禁煙の会 理事の掛園 浩です。 2023-06-30
吉野ヶ里町役場御中
屋外喫煙所の壁の高さは何mですか?
また、クランクの数はいくつですか?
お手数ですがお知らせ下さい。
武雄市役所は厚労省の基準を満たさずタバコ煙が漏れて受動喫煙の健康被害が生じたとして提訴されました。
以下厚労省の基準の説明です。
http://www.asunet.ne.jp/~bbb/333-61.html
2023年06月09日、川崎市が市内駅周辺の屋外指定喫煙場所の一部で改修を検討していることがわかった。14カ所のうち、厚生労働省が求める留意事項を満たしていない10カ所が対象。受動喫煙に関する苦情が増えていることから、対応を模索していく。
厚労省は、屋外の喫煙場所設置に関する目安として「人通りの多い方向に、たばこの煙が容易に漏れ出ないようにする」ことを求めている。
パーテーション型の場合、「高さ2〜3メートルの壁」「出入り口に方向転換のためのクランクがあること」などを具体例として挙げる。しかし、市内に設置された14カ所の屋外指定喫煙場所で、この目安を満たしているのは4カ所。そのほかの10カ所は、クランクがなかったり、天井や天井の勾配がないなど留意事項を満たしていない。
佐賀県馬場課長は健康増進法に規定されている分煙施設の要件について「建物の裏や屋上など通常利用することのない場所」と説明。「県庁敷地内は道路に囲まれ境界との距離がなく、受動喫煙防止が困難」「以前に喫煙所が設置されていた旧館の屋上は、風向きによって新館に煙が吹き込む」。従って「敷地内禁煙」となった。
asunet.ne.jp/~bbb/335-01.html
厚労省からの回答です。
自治体は第一種なので、通知を出しているように屋外喫煙所を設置するのではなく「敷地内禁煙」です。そして、健康日本21や健康増進法に明記しているように、第二種の施設も受動喫煙を防ぐため、各自治体は敷地内禁煙を指導し、どうしても「屋外喫煙所を設置する場合には、厚労省の基準を満たした屋外喫煙所を設置するよう勧めて下さい」との回答でした。
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