元に戻る
5分から15分毎に給水していた生徒が熱中症で死亡しました。
熱中症予防に水の飲み過ぎにご注意!


www.asunet.ne.jp/%7ebbb/337-39.html

 熱中症予防に水を飲みすぎるとかえって危険な事がわかってきました。体温の温度調節は皮膚で行います。寒くなると、皮膚の血流量を減らして熱が逃げないようにします。

 一方、暑くなると、皮膚の血流量を増やして放熱します。しかし、外気温が体温より高くなると、皮膚の血流量が多いと逆に外から熱が身体の中に侵入してきます。従って皮膚の血流量を減らすために、膀胱などに水分を移動させますが、余計な水を飲むと行き場を失くした水が、皮膚にも集まざるえないので外からの熱が体内にどんどん侵入して熱中症の原因になってきます。

 身体の中の水の量が不足すると脳が喉が渇いた「水を飲め」というサインを出します。その時、給水をすればいいのです。

 脱水症状は体重の2%の水がなくなると喉が渇いてきます。5%がなくなると頭痛や吐き気などがして、20%を超えると死に至ります。

 熱中症で体温が5度上がると死亡しますが、汗を500CC気化させると体温(体重70kg)が5度下がります。膀胱の中には約500CCの水を蓄えているので、身体の水分が減ると膀胱の水を血管に戻します。膀胱は水筒代わりにもなるのです。

 脳は大量の熱を出します。ですから、髪の毛に汗をためて気化熱で頭部を冷却します。そこに帽子をかぶせると冷却出来なくなり熱中症の原因につながるので、頭部をくり抜いたサンバイザーが開発されました。普通の帽子はこまめに脱いで、頭部を冷却させて熱中症を予防しましょう。

〒849-1321
佐賀県鹿島市古枝甲336-1
けんこう歯科医院
掛園 浩
0954-63-7118 FAX:63-7120

熱中症予防に関する公開質問状
www.asunet.ne.jp/%7ebbb/997-08.html
厚労省:03-5253-1111(内線)2332:熱中症対策