英国の喫煙者による職場での年間休憩時間は、 合計で29万日分に! |
喫煙者が職場でとるタバコ休憩は1日あたり平均30分となり、全国の喫煙者によるタバコ休憩の合計時間は、年間で29万日分にも相当するという調査結果が発表された。
会員制医療サービス団体「the
Benenden Healthcare
Society」が成人1,000人を対象に実施した調査によると、平均的な喫煙者は勤務時間内に1回10分のタバコ休憩を1日あたり3回とっており、勤務中に7回も職場を離れ、1日合計30分以上のタバコ休憩をとる人も少なくないことが分かったという。また、地域別にみると、就業中にタバコ休憩をとる人の割合が最も多いのはイングランド北部であることも明らかになり、勤務中に職場を離れて一服することはないという人がミッドランド地方では全体の3分の1だったのに比べ、イングランド北部では全体のわずか13%にしか満たなかったとされる。
調査元では、タバコ休憩は常に職場での論争の元と指摘。タバコを吸わない者にとっては、喫煙する同僚が外でタバコを吸ってくれるのは、職場での間接喫煙による害を防止する意味で効果的と評価しつつも、タバコを吸うことが仕事中に休憩をとる格好の口実となっている点には眉をしかめているという。
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