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【ベトナム】喫煙による損失、GDPの1割近く
2017/06/15

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170601-00000007-nna_kyodo-asia
 世界保健機関(WHO)によれば、ベトナムはたばこの害により年間24兆6,000億ドン(10億8,500万米ドル、約1,200億円)余りの損失を被っており、国内総生産(GDP)の0.97%に相当する。2017年5月30日付トイバオ・タイチン電子版が報じた。

 損失には、喫煙が原因の疾病の治療費、疾病や死亡による労働効率の低下が含まれる。WHOによれば、毎年世界で喫煙が原因の疾病で死亡する人の数は700万人を超え、そのうちの60万人は受動喫煙によるものだという。世界の損失は毎年1兆4,000億米ドルを超えるとされる。

 保健省はWHOの調査結果に基づいて、国内の成人の喫煙率は2015年時点で22.5%で、低下傾向にあるが、依然として比率の高い国の一つであるとしている。