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 私が今までやってきたスポーツの中で、一番疲れた(精神的に)のが、
ロッククライミングとカーレースです。
 フルマラソンや自転車もきつい(肉体的に)ですが、一瞬も気が抜けない
ロックやカーレースがものすごく神経を使いました。
ロッククライミング(岩登り)
中級者のロッククライミング
足で体重を支え、手はバランスを取るだけ。
わずかな岩の凸凹を足場にして、登っていきます。登っているのは外国人女性ですが、非常にリラックスしているのがわかります。手にはほとんど力が入っていません。

 下の初心者(掛園)の写真と比べて下さい。
初心者の掛園です。

岩に手の力で登ろうとしているのがわかります。足で10km歩く事は出来ますが、逆立ちでは1km歩く事は不可能です。それと同じで手の力で岩を登ろうとすると、10分もしないうちに手がしびれてきます。
 写真ではただ岩にしがみついているセミのように見えます。
 「岩にひっかける所がわかりません」と叫ぶと、「左足をあと5センチあげた所に2センチくらいのひっかかりがあるから、そこに足をかけるといい」と言ういろんなアドバイスを受けながら、滑落する事なく、無事上まで登りました。(赤矢印が掛園)
 絶対一人では登れません。