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むし歯予防の方法

 欧州や韓国、豪州、北欧等に行くとむし歯予防のため、水道水にフッ素が含まれています。水道水にフッ素を入れるだけでその国のむし歯が半分以下に減少する事がわかっています。しかし、日本では、米軍基地と群馬県下仁田町のふれあいセンター1階の水道水以外はフッ素を入れていません。

 地元の保健所に、「なぜ水道水にフッ素を入れないのですか?」と尋ねると「地域住民なら要望がないからです」と回答されます。では、地域住民に「水道水にフッ素を入れる事がむし歯予防に一番良い方法です」と説明した事がありますか?の問いに「一度もありません」との回答です。

 「むし歯とキッパリ別れる本:山下文夫著」のp142には、日本歯周病学会で、元厚生省歯科衛生課長・石井卓男氏は「現在、7万人の歯科医師の生活を考えるとフッ素の予防は推進できかねる」と答えたと記載されています。

 佐賀県は正しいむし歯予防を教えないから10年連続ワーストワンを記録しました。むし歯予防のためには、フッ素入りの水を飲んで、フッ素を歯に塗って、シーラント等で防ぎましょう。歯槽膿漏の予防には岡山大学渡邉教授が勧める「つまようじ法」の歯みがき等で予防しましょう。効率よく歯の健康が得られます。

むし歯とキッパリ別れる本
発行所
株式会社 早稲田出版
Tel::03-3369-5500
Fax::03-3369-5534
価格1,200円(税別)
p142の記事の内容