自由の女神
2000年11月03日
むし歯予防の為、水道水のフッ素化を |
水道水に適量のフッ素を添加すると、むし歯の数が半分以下に減少する事がわかっています。この水道水フッ素化の科学的発見には、米国のある地区の住民が他の地区に比べて砂糖の消費量や生活レベルがほとんどかわらないのに、非常にむし歯が少なかったのです。この理由を調べていくと、その地区の飲料水が他の地区よりもフッ素の含有量が多い事が判明しました。そこで大規模な調査をした結果、適量のフッ素が含まれている飲料水を利用している地区はむし歯が少なく、フッ素の量が多い地区は歯の変色があるという事が解明されました。そこで、更に詳細な分析をした結果、人体に悪影響がなく、むし歯が減少する最適なフッ素の量が測定されたのです。
その為、米国グランドラピッツ市で1945年に水道水のフッ素添加が始まりました。その後、他の都市でもフッ素化が始まり、その効果は絶大で安全であった為、WHO(世界保健機関)は1969年に加盟国すべてに水道水のフッ素化を推奨したのです。
この方法は現在、欧米や韓国等(日本では米軍基地内)で広く利用されています。
日本ではフッ素が「毒である」とか「危ない」とかいう誤った情報を故意に主張する人がいてフッ素の普及の妨げになっています。
私も妻の通訳のもと、ニューヨークを訪れましたが、水道水にフッ素が添加されてありました。日本における水道水の早期実現を!
公共施設ではフッ素入り水道水が自由に飲めます。おいしい水です。2000年11月04日