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滝の拝の「甌穴」 和歌山県

甌穴の形成について現地や地学の解説書には下記のように記述されています。
しかし、実際の現場ではこのような事は起こっていないようです。
↓:静岡県:伊豆半島:かんのん浜
現在進行形で、波が岩石を削っている現場
地学の定説通りではない。
私(掛園)が考える甌穴のでき方(仮説)。これを実証しなければならない。
現在でも、根がない植物は現存しています。
例:マツバラン


古代の植物

 カラミテスの植物体には節があり、その幹はタケのように
見えたかもしれません。なお、とても頑強なカラミテスですが、
彼らは木ではなくシダですので、幹の中はスカスカの
中空でした

 ネオカラミテスは現生のトクサ類に近縁だと考えられています。高さ
2 mもの大きなネオカラミテスなら、かなりたくさんの胞子茎がとれるで
しょう。胞子で増殖する維管束植物たちは、古生代からの勢いに乗って、
中生代に入っても
大いに繁栄していきます。しかし、ネオカラミテスの事例を見ればわかる
ように、石炭紀の仲間ほどの巨大種は生まれませんでした。 

 その理由の1つとして、シダ植物や小葉植物に取って代わる好敵手の
出現があげられます。しっかりした根を大地に張り、頑丈な幹の支えに
よって高層ビル並みの大きさに育つ巨樹ーー我々のよく知る「木」の
誕生です。
↓:関之尾の甌穴(国指定天然記念物)
 この狭い場所にこれだけの甌穴が密集しているのも樹木が生えていた
場所に火砕流が流れ込み樹木を燃やした後の空洞と考えると説明がうまく
出来ます。
 ただし、この現場の樹木が根がなかった植物という実証が必要です。
(岩石を採取させて頂けたら解明出来ますが、許可が下りないでしょう)
↑:053A4020
↓:387A6919 2022-02

大矢川(緑川)の川内2号橋の河床には甌穴と平らな岩盤があります。
水流が作る円型に似た地形:宮崎県:七折の滝2024-08↓:053A3755
この円型の上下部分を堰き止め、小石を入れても回転の水流は生じない
と思われる。