この程、日本を含む世界145ヶ国以上の専門家が参加した世界の疾病負担研究所（GBD）が、その国の人がなぜ病気になったりそのために死亡する原因の発表がありました。その中で、日本に関しては「塩分の取り過ぎによる胃がん」が指摘されました。厚労省の報告書でも、塩分摂取量の多い地方（日本海側、東北地方）は胃がんが多くなっていました。
食塩の過剰摂取が胃がんを発生させるのは、塩漬けの食品を作る過程で、塩と食品が化学反応を起こして発がん物質である「ニトロソ化合物」が発生するからです。
WHO（世界保健機関）は、塩の過剰摂取による疾病を防ぐために、一日の摂取量を5ｇ未満にするよう勧告しています。日本人は、約12ｇ摂取しているので、日本人の死因のトップは、ガンで種類別では、一位が「肺がん」二位が「胃がん」です。減塩して、胃がんや高血圧、心筋梗塞、脳梗塞を防ぎましょう。
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