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米カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のカラバサス市は2006年3月17日、レストランやコンサート会場のような屋内から、公園や歩道といった屋外に至るまで、すべての公共施設を禁煙にする「受動喫煙防止条例」を施行した。同州は全米でも喫煙行為について厳しく対処することで知られており、この条例は全米で最も厳しい部類に入るという。 条例は、受動喫煙の可能性があるすべての公共施設での喫煙を禁じた。喫煙する場合、道や出入り口などの不特定多数が多く行き交う場所から、最低六メートル離れなければならない。また第三者が不快感を指摘した場合には、すぐに喫煙をやめなくてはならない。違反すると五百ドル(約五万八千円)の罰金が科せられる。 同市では「われわれはみんな、他人のたばこの煙を顔に受けたくはない。そういう意味で喫煙者の行為はすべての人にとって有害だ。人間はきれいな空気を吸う権利を持っている」と話している。 |