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感染予防の正しい方法を http://www.asunet.ne.jp/%7ebbb/338-19.html 以前、医療機関や空港などの水道の蛇口は、不特定多数の人が触っていたので、主な感染源の一つでした。従って現在では素手で触らないで流水が出るような仕組みになっています。 現在、新型コロナウイルス感染予防のため、飲食店等に消毒剤が設置してありますが、消毒剤の取っ手の部分は、不特定多数の人が触っているので、以前の蛇口と同じで多種多様の病原体が付着しているので非常に危険です。 また消毒液等で手指を消毒しても、ほとんどの病原体は殺菌する事は出来ません。なぜなら、コロナウイルスを例にあげるのなら、アルコールの場合は、30秒以上、次亜塩素酸の場合には、15秒以上薬液に手指を浸していないと殺菌出来ないからです。これでは皮膚が耐え切れません。 注射する時、皮膚をアルコールで消毒しますが、これは、病原体を殺菌させているのではなく、皮膚の表面の汚れや病原体を拭き取っているだけです。 皮膚に付いた病原体を除去する最良の方法は水道の流水で洗い流す事です。皮膚の表面には皮膚を保護する油があります。油の上に付いている病原体は流水で簡単に落ちますが、石鹸や洗剤等を使うと保護膜の油まで落ちて、今度は病原体が皮膚に直接触れてしまうと除去が非常に困難になってしまいます。石鹸やお湯で手指を頻繁に洗うと保護膜がなくなり菌交代症が起こり、手が荒れるのはこのためです。 手指に病原体が付かないようにする簡単な方法は手袋をする事です。手洗いではなく手袋を採用した「回転寿司」などは、食中毒の発生がほとんどなくなりました。
以下資料 新型コロナウィルスへの不活性効果 2020年4月17日に北里大学 大村智記念研究所 ウイルス感染制御学研究室T 片山和彦教授らの研究グループが市場に流通している医薬部外品・雑貨のうち、主にエタノール、界面活性剤成分を含有し、新型コロナウイルスの消毒効果が期待できる市販製品を対象に、新型コロナウイルス不活化効果を有する可能性について、試験管内でのウイルス不活化評価を実施したプレスリリースを発表した。 この研究によると濃度50%以上のエタノールに、接触時間1分間で十分な新型コロナウイルス不活性化が可能と発表している。 |
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手指は、どんなに洗っても、どんな消毒液を使っても細菌を殺す事は出来ない。 感染予防には手袋するのが最良。 http://www.asunet.ne.jp/%7ebbb/338-37.html |