About the hama
鹿島市は佐賀県の南西部に位置する人口33,000人余りの小都市です。
浜町は鹿島市の南東部、人口3,500人弱、
東側は有明海の干潟、西側には県内最高峰の経ヶ岳をのぞめます。
 江戸時代は長崎街道の宿場町、また港町として栄え、
海や山もあることから、商業、漁業、農業といろいろな職種の方が住んでいます。
 また、水がきれいなこともあり、水運もできることから酒造業が江戸〜昭和初期に栄え、
最盛期には13軒の酒造元が建ち並んでいました。
 現在でも当時の建物が数多く残っており、
その古い町並みを保存活用しようと地元の住民を中心として活動が行われています。

@ 酒蔵通り

 浜町の中町・八宿地区の通りは江戸時代には長崎街道の宿場町として、
また酒造業が栄えた通りでした。
当時の白塗りの土蔵が現在でも残っていて歴史を感じさせます。
 この趣のある通りは通称:酒蔵通りと呼ばれています。
この通りの保存・活用をする活動が「肥前浜宿 水とまちなみの会」を中心に行われています。
 酒蔵でのコンサートや「肥前浜宿花と酒まつり」の開催
(昨年は開運なんでも鑑定団の公開収録が行われました)などのイベントも数多く開催されている
鹿島市でも今一番注目されているところです。
A 赤鳥居

 JR肥前浜駅は隣の古枝地区にある祐徳稲荷神社(日本三大稲荷神社のひとつ)の最寄駅で昭和初期は参拝客で大変賑わいがあったそうです。
そのこともあって浜駅前に西日本最大の朱塗りの鳥居が建てられました。
現在は車での参拝客が多く、駅前も寂しくなりました。
現在、赤鳥居は74年の生涯に終止符を打ち解体されました。
何とか再建をと募金活動を進めているところです

B 臥竜ケ岡公園


臥龍城跡横の小高い丘にある公園です。
鹿島市は桜の名所は至るところにありますが、
そんなに広くない公園に150本程の桜が植えられていますので、
桜の密度が高く、知る人ぞ知る桜の名所です。
3月下旬には「花と酒まつり」会場になります。

C トントン橋

 鹿島東部中学校の裏を流れる浜川にかかる生活用の橋で、
鹿島市民でも知らない人が数多くいるのですが、市発行の観光パンフレットになぜか載っています。
学校の向こう岸から通学する中学生にはなくてはならない橋です。
大雨で川が増水するたびに流されるのですが、いつのまにか元通りになっている謎の橋でした。
平成18年11に現在のトントン橋が完成してもともとあった場所に架かっています。
今も生活道路としてなくてはならない橋です。


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